初めてのお家探し。いくらかかるの？
新生活のスタート！賃貸物件を探し始めたけど、「初期費用って一体いくらかかるの…？」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。賃貸契約には、家賃以外にもさまざまな費用が発生するため、事前にしっかり把握しておくことが大切です。この記事では、賃貸契約の初期費用の内訳と相場、そして賢く節約するための方法を徹底解説します！
1. 初期費用の内訳と相場
賃貸契約の初期費用は、大きく分けて以下の項目で構成されています。
- 敷金: 家賃の1～2ヶ月分が相場。退去時の原状回復費用に充てられる預かり金です。最近は敷金ゼロの物件も増えています。
- 礼金: 家賃の0～2ヶ月分が相場。大家さんへのお礼として支払うお金で、返還されません。こちらも最近は礼金ゼロの物件が増加傾向にあります。
- 仲介手数料: 家賃の0.5～1ヶ月分＋消費税が相場。不動産会社に支払う手数料です。
- 前家賃: 入居する月の家賃。日割り計算される場合もあります。
- 日割り家賃: 入居日が月の途中である場合に、入居日から月末までの日数で計算された家賃。
- 火災保険料: 1～2万円程度（2年間）。万が一の火災に備える保険料です。
- 鍵交換費用: 1～2万円程度。前の入居者が使用していた鍵を新しいものに交換する費用です。
- 保証会社利用料: 家賃の0.5～1ヶ月分程度。連帯保証人の代わりに保証会社を利用する場合に発生します。最近は保証会社利用が必須の物件も多いです。
これらの費用を合計すると、一般的には家賃の4～6ヶ月分が初期費用の目安となります。例えば、家賃7万円の物件の場合、28万円～42万円程度が初期費用として必要になる計算です。
これに引っ越し費用も掛かってきますよね。一社一社それぞれ電話して引っ越してもらいたい家具を伝えて見積もりをしてもらう、営業マンにお家まで来てもらい相談するなどしていては時間がいくらあっても足りません。信頼できる方からの紹介で金額を気にせずここにするというようなことがない限りは、一括見積サイトの使用をお勧めします。
もちろん向こうも営業活動です。他社よりも早く見積もりをして自分たちに決めてほしいという気持ちは理解しておく必要はありますが、「今決めてもらえたら〇〇円！」「うちはこのエリアに力を入れたいから一番安いです！」なんてよだれが出そうな売り言葉が飛び交うでしょうが、そこは何とか断ってしっかり比較してください。
個人的な経験ですが最大半額以上の金額差が出てくるのが引っ越し業界です。
もちろんそれはぼったくりということではなく、各社さんのトラックの積載状況や人員の状況で日々動いているものですので、高いところが一概に悪徳業者であるということではありませんのでご注意を。
飛行機のチケットを予約するときに、旅行日に近づくにつれて高くなってしまいますが、直前に見るとあら不思議すごく安くなっていることがあります。空席で飛ばすよりは安くても売れたほうがいいですよね。引っ越し業者さんも同じで社員さんを抱えている中、実働させないくらいなら利益にならなくても彼らの費用くらいは稼いでもらったほうがマシとなるものです。
それでは、ここで初期費用を節約する方法を簡単にご紹介！
2. 初期費用を節約する7つの方法
初期費用はできる限り抑えたいですよね。ここでは、賢く節約するための具体的な方法をご紹介します。
- 敷金・礼金ゼロの物件を選ぶ: 最近は敷金・礼金が不要な物件が増えています。これらの費用を抑えるだけでも大きな節約になります。公社住宅やＵＲ賃貸住宅などは礼金不要ですね。
- フリーレント物件を探す: 一定期間家賃が無料になるフリーレント物件も狙い目です。
- 仲介手数料が安い不動産会社を選ぶ: 仲介手数料が半額や無料の不動産会社もあります。事前にしっかり比較検討しましょう。
- 引っ越し時期をオフシーズンにする: 5月～7月、10月～12月は比較的引っ越し料金が安くなる傾向があります。人が引っ越ししない時期に引っ越ししましょう！と言われても、転職や異動、入学などのタイミングであればそう簡単にいかない人もいますよね。
- 自分でできることは自分で行う: 荷造りや荷解きなどを自分で行うことで、引っ越し業者に支払う費用を抑えることができます。引っ越しも初めてであればハイエースをレンタカーで借りてしまうのも手です。でも単身パックのほうが安い場合もあるので、やはり一括見積は大切ですね。
- 火災保険を見直す: 不動産会社に勧められるがままに加入するのではなく、自分で保険内容を比較検討することで、保険料を抑えられる場合があります。民間の賃貸住宅は火災保険が必須で、保険会社まで指定される場合もあります。自分で選べる物件を探すのが大切。
- 不要なオプションを断る: ハウスクリーニングや消毒などのオプションは、必要に応じて自分で手配することも可能です。少し前に消毒オプションと言いながら消毒スプレーを営業マンが散布してるだけというのが発覚したこともありましたね。もちろん、そんなことのほうが少ないですが、自分でやれそうということや、いらないけど入っちゃっているということはなくして貰えないか聞いてみましょう！
引っ越しの費用を抑える方法をこちらの記事でも紹介しました。ぜひチェックしてください。
3. まとめ
賃貸契約の初期費用は、家賃の4～6ヶ月分が目安となりますが、物件や契約内容によって大きく異なります。事前に内訳をしっかり把握し、節約術を活用することで、初期費用を抑えることが可能です。この記事を参考に、賢くお部屋探しを進めて、新生活をスムーズにスタートさせましょう！
もし気になることがあれば、お気軽にＳＮＳでお声掛けください。
補足：
- 初期費用の支払いは、契約前に行うのが一般的です。
- 分割払いやクレジットカード払いができる場合もありますので、不動産会社に相談してみましょう。
- 不明な点は遠慮なく不動産会社に質問し、納得のいく契約を結びましょう。
