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一人暮らしのガス代、平均どれくらいかかるの? プロパンガスと都市ガスの料金を徹底比較!

はじめに

一人暮らしを始めると、家賃や食費など、様々な費用がかかりますよね。その中でも、意外と見落としがちなのが「ガス代」です。今回は、一人暮らしのガス代が平均どれくらいかかるのか、プロパンガスと都市ガスを比較しながら詳しく解説していきます。また、ガス代を節約するための方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

吉沢

初めての一人暮らしはプロパンガスでした。ガス代にびっくりして湯船につかることが全然なかったです・・・。なぜかを解説しますね。

一人暮らしのガス代、平均は?

一人暮らしのガス代の平均は、住んでいる地域やライフスタイルによって大きく異なります。一般的に、プロパンガスよりも都市ガスの方が料金が安い傾向にあります。

プロパンガス会社さんにもよりますが、都市ガスの3倍くらいするところもあります。

アパートは大家さんが契約していますから、入居者が別のガス会社さんへ変更することは原則できないので注意です。

  • プロパンガス: 平均で月5,500円~9,500円程度
  • 都市ガス: 平均で月3,000円~6,000円程度

ただし、これはあくまで平均値であり、実際に支払う金額は、以下の要因によって変動します。

  • ガス器具の種類: ガスコンロの種類や給湯器の種類によってガス消費量が異なります。
  • 使用頻度: 料理をする頻度やお風呂に入る頻度によってガス消費量が異なります。
  • 季節: 冬場は暖房を使うため、ガス消費量が増えます。
  • ガス会社: ガス会社によって料金体系が異なるため、料金も変わってきます。

プロパンガスと都市ガスの違い

プロパンガスと都市ガスは、それぞれ特徴が異なります。

プロパンガス

  • メリット:
    • ガス供給が安定している
    • 都市ガスが届かない地域でも利用できる
  • デメリット:
    • 料金が高い
    • ガス会社との交渉が必要になる場合がある
  • 特徴:
    • 液化石油ガスをボンベに詰めて供給する
    • 熱量が高く、火力も強い

都市ガス

  • メリット:
    • 料金が安い
    • ガス会社との交渉が不要
  • デメリット:
    • ガス供給が途絶える可能性がある
    • 都市部でのみ利用できる
  • 特徴:
    • ガス管を通じて供給する
    • 熱量がプロパンガスよりも低い

プロパンガスと都市ガスの料金比較

ガス種平均料金(月)メリットデメリット
プロパンガス5,500円~9,500円ガス供給が安定、都市部以外でも利用可能料金が高い、ガス会社との交渉が必要
都市ガス3,000円~6,000円料金が安い、ガス会社との交渉不要ガス供給が途絶える可能性あり、都市部のみ利用可能

プロパンガスはどうしても都市ガスより高額になります。もちろん火力が高いなどのメリットもあり、飲食店ではあえてプロパンガスを使用しているところも多くあります。

しかし、住宅に使うと考えるとやっぱり安い方がいいですよね。

どうしても地域によっては都市ガスが選べないということもあると思いますが、同じエリア内でも都市ガスが通っている道通っていない道が出てきています。

お住まいのガス会社さんで埋設状況を調べることもできますが、さすがにそこまで自分でするのは大変ですよね。

不動産屋さんに絶対に都市ガスがいい!とまずはご相談ください。

ガス代を節約する方法

ガス代を節約するためには、以下の方法が効果的です。

  • ガス器具の見直し: 高効率なガス器具に交換する。エコジョーズとか聞いたことありますか?
  • ガスコンロの使い方を見直す: 火力を調整する、鍋の大きさを選ぶ
  • お風呂の温度を下げる: お風呂の温度を1℃下げるだけで、ガス消費量を約3%削減できる
  • こまめな換気: ガスレンジ周りや浴室の換気をこまめに行う
  • ガス会社との交渉: ガス料金プランを見直してもらう
  • 電気とのセット契約:ガス代の節約とは少し違いますが、電気とのセット割引で基本料が安くなったりします。

ちなみにこちら東京ガスさんのQ&Aなのですが、給湯器の温度設定を低くすると節約になるのかとの質問に対し、混合水栓(お湯と水が両方出て温度調整が出来るもの)は低くしても、「給湯器のお湯と水を蛇口部分で混ぜて出湯しているため、手元で出すお湯の温度と量が同じであれば、給湯器の設定温度を下げても節約にはなりません。(ただし、給湯器の設定温度以上の温度は出ません。)」との回答です。

これが単水栓(お湯しか出ない蛇口)であれば「設定温度を下げるとその分お使いになるお湯の温度が下がるため、ガスが節約でき、省エネです」ということで効果があるとの記事がありました。

電気・ガスの契約の見直しを!

先ほど少し書かせてもらいましたが、電気とガスの自由化が始まり、両方うちで契約してもらえば安くします!特典があります!という風にサービスを提供しているところがとても増えました。

一つ注意しなければならないのは、使用料や契約によってセットであっても乗り換えて高くなってしまう可能性もあり得ます。

必ず自分の使用量や契約プランを確認し、乗り換えた場合の金額がいくらになるのかシミュレーションしてから移転しましょう!

まとめ

一人暮らしのガス代は、プロパンガスと都市ガスで大きく料金が異なります。都市ガスの方が一般的に料金が安いですが、住んでいる地域やライフスタイルによって最適なガス種は異なります。ガス代を節約するためには、ガス器具の見直しや使い方の見直しなど、さまざまな方法があります。この記事を参考に、ご自身のライフスタイルに合ったガス選びをして、ガス代を節約しましょう。

改めてですが、私は出来る限り都市ガスエリアに住むことを心の底からおすすめさせていただきます。

家賃は確かにプロパンガスのほうが安いことが多いですが、そこで3000円違ったとしても、ガス代で逆転することも十分あり得ます。

良くない不動産屋であれば、売れにくいプロパンガスの物件をそこには触れずに紹介してくることもあります。(悲しいことですが)

事前に周辺物件の設備欄を確認し、都市ガスもあるエリアなのかなど調べたうえで物件探しを楽しみましょう!

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吉沢不動産
皆さんこんにちは! 不動産営業と管理会社の中の人が、皆さんの住生活に少しでも役に立つ小噺を気ままに投稿していきます。 ぜひ一度見ていただけると嬉しいです!! 所持資格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・管理業務主任者・2級ファイナンシャルプランニング技能士・サウナスパ健康アドバイザー